ショールを織り上げたので縮絨の仕事に入りました。
縮絨でウールの良さを呼び起こします。
まずどんな布にしたいかを考えながら織った訳ですけど
織り上がりのウールは白紙の様にまだまだ無表情です。
熱湯とウールの洗剤に浸け足で踏み込み重しを掛け
びっくりさせウール本来の柔らかさ
フンワリ感を呼び起こします。
その後振り洗いして空気に触れる事で起毛して
ウールの手織りらしい表情をしてくれます。
ショールですから軽やかさと、
ある程度の布の厚みも必要です。
布の厚みを糸の太さに頼るのでなく
織り方と縮絨に委ねます。
細糸で、ふんわりした縮絨の効いた織布は
軽やかで優しいですね。
羊からの贈り物です。
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