2013/09/17

フランスの農村の布、ペザントな布

先日の風と共に、やってきました収穫の秋。
毎日、tentenhouseの森に、栗拾いです。

お見せする写真は、先日アンカレットさんが
フランスから持ち帰られた、麻の布です。
あえて、リネンとは、言わず、「麻布」です。

巾は100センチと、50センチを手縫いで繋いだ
150センチ。長さは250センチ。
自家用手織り機のほぼ限界です。巾100センチは。

フランスの農家のおばさんが、麻を刈り、水に浸して麻を腐らせて、
皮を剥ぎ、それを丹念にコギ、積み、紡いで糸にして織る。
とてつもない作業が、日常だった頃の逸品。
暮らすを、生きるとしていた頃の時代の布。

気の遠くなるような仕事を、日常の暮らしとしていたのですね。
そして、その頃使われていた、糸車もご覧頂けます。


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